居酒屋の団体予約を無断でキャンセルした疑いで59歳の男が偽計業務妨害容疑で逮捕されました。
1人1万円の食事コースを計17人分を予約しながら、予約日に来店せず店の業務を妨害した疑い。
他にもこの居酒屋の系列店4店にも、同じ日に8~20人分の団体予約があり、いずれも無断でキャンセルされました。
全店同じ偽名で予約されており、この男との関連を調べているようです。
おはこんばんちは、イツキです。これはさすがに悪質なので逮捕されてよかったですね。ここまでくると恨みがあったのかもしれませんが、軽い気持ちでやられても店側は大損害ですからね。
無断キャンセル被害が深刻化
経済産業省の有識者勉強会のリポートによると、損害額は年間2000億円に上るとされています。
ちなみにこの数字は、無断キャンセルに対するものであり、事前キャンセルやドタキャンについては言及していないので、これらを合わせるととんでもない損害額になりますね。
飲食店向けの予約台帳トレタに蓄積された予約データを分析すると、予約全体の0.9%が無断キャンセルに当たるようです。
こうみると数字的には少なく見えますが、薄利多売で経営している店舗などには大ダメージです。
無断キャンセルとドタキャンは何が違うのか?
日時を過ぎても飲食店に予約客が来ないことを『無断キャンセル』と呼んでいます。
無断キャンセルとドタキャンは混同されがちですが全く別物です。
ドタキャンは、予約客からちゃんとキャンセルの意思が確認できるので、店側は予約席を開放したり材料を使うなど何かしらの手が打てます。
ところが無断キャンセルは、予約時間を過ぎても来るか来ないかはっきりしない客を待つことになるわけで。
その間は他の客を席に通すこともできず、用意した食材などが無駄になるなど損失が大きくなります。
さらにはスタッフの精神的なダメージもあるので、ドタキャンより無断キャンセルの方がはるかに悪質と言われるわけです。
ネット上の反応
・こういう悪質なのはもちろんだけど、気軽にやってくる奴らにも何らかの罰をあたえてほしいなと思う。店長が不機嫌になったりで居酒屋でバイトしている俺にも被害がでるからね。
・ドタキャンすらしたことならワイには、こういうことができる奴らが理解できないわ。
・もっと逮捕の前例が増えれば減ると思うけど難しいのかな?被害額にもよると思うけど。
居酒屋の計画的無断キャンセルは、上司に売り上げに関して責められたライバル店の店長がやっていることが多いんだよね…これからの季節は特に…、、
— ZIBAKU (@xyz929292) 2019年11月11日
居酒屋予約無断キャンセルの件、複数回掛けた電話番号から突き止められたって、、、あほでした
知恵比べ電子警察のような最新システムを駆使した捜査がされたのかとワクワクしたのに— Kf (@kfunat) 2019年11月11日
※ネットの反応は許可を得ている意見もしくは、許可されてる方法で引用しています。
感想・あとがき
居酒屋にかぎらず飲食店でバイトしたことある人は、無断キャンセルがどれだけ迷惑が理解できると思いますし、普通の人なら予想できそうなものです。
ですが世の中、わからない人が一定数いるのでしょうね。
どうしても行けないなったのでしたら、可能な限り早くキャンセルするようにこころがけましょう。