書籍化やアニメ化する作品を数多く排出している『小説家になろう』というサイトをご存知でしょうか?
いわゆる小説投稿サイトなんですが、そこのジャンル分けで『ハイファンタジー(High Fantasy)』と『ローファンタジー(Low Fantasy)』があります。
別に『小説家になろう』だけで使われている用語ではなく、普通にファンタジー関連のサブジャンルなんですけどね。
これの差と言いますか意味がわからないという人が結構いらっしゃるるみたいなので、今回は『ハイファンタジー』と『ローファンタジー』の意味を紹介します。
おはこんばんちは、イツキです。自分もハイとローの意味がわからず調べた派でした。学校とかで習う単語ではないので、知らなくてもおかしくはないんですけどね。
ハイファンタジーとは?
1971年にロイド・アリグザンダーが発表したエッセイ『High Fantasy and Heroic Romance』で初めて用いられた用語です。
定義としては「現実の世界ではなく、架空の世界のファンタジー」となっています。
つまりよくある異世界物は全てハイファンタジーになるわけですね。
ローファンタジーとは?
こちらは元々英語圏で、コミカルなファンタジー(コミック・ファンタジー)を示すための造語だったそうです。
定義としては「現実の世界に魔法などの架空な要素が含まれていたり、架空の世界であっても(現実の世界として)合理的で親しみのある世界に魔法の要素が含まれている」となっています。
こちらは最近わりと見かける、現実世界にダンジョンが出現したとかそういう系のお話がローファンタジーになるようです。
まとめ
いちおう定義はありますが、そんなしっかり区別しなくてもいいんじゃないでしょうか?
異世界行ったり現実世界に戻ってきたりする作品なんかは分別できませんし。
特にローの方の定義があいまいでなんとも言えないですよね。
なので『ハイファンタジー』と『ローファンタジー』は違いをそんなに意識せず、読むときの参考にする程度でいいと思います。